2020年10月9日、ツイッター社は「リツイート」機能を10月20日から少なくとも11月上旬までの間、全世界で制限すると発表しました。
ここで改めて、ツイッターのリツイート機能がもたらす影響について記載していきます。
ツイッター社が、リツイート機能を一時的に制限に踏み切った背景とは?
情報元はこちらです。
4年前の前回選挙で、ロシアがソーシャルメディアを通じて干渉したとされる疑惑が浮上したとのことです。
そこで、選挙に関する誤った情報の拡散を防ぐというのが、ツイッター社がリツイート機能制限に踏み切った理由のようです。
ただ、すべてのリツイート機能が制限されるわけではなく、コメントを書き込むことができる「引用ツイート」は利用可能とのことです。
ツイッターのリツイートがもたらす影響とは?
「ツイッターのリツイート機能そのもの」については、以前「リツイートとは何か?」という記事を書いていますので、ご参照して頂けますと幸いです。
「リツイート」は、これまで再三お伝えしている通り、ツイッターが他のSNSの中で最も優れている機能です。リツイートによる拡散力を活かして、WEBサイトへの流入やYouTubeチャンネル登録数増加へ繋げることも可能です。
例えば、私が運営する「ツイッターサロン冒険の書」というオンラインサロンのメンバーのお一人が、ツイッターでイベントを紹介したところ、拡散に拡散されて、ツイッターからイベントの申し込みが入ったと報告を受けました。
また、「ツイッターサロン冒険の書」会員数は現在19名なのですが、そのうち2名がツイッターからお申込み下さった方です。
これらの結果は、ツイッターによる拡散力がその一因と言っても過言ではないでしょう。
しかし、その反面、このリツイートによる拡散がマイナスの結果をもたらすこともあるのです。それは、間違った情報(デマ)の拡散です。
詳細はこちらの記事に記載しています。
まさに、昨今のコロナ禍においては、SNSでの情報がきっかけで様々なデマ情報が飛び交いました。それにより、一時スーパーやドラックストアからマスクが消えるなど、大変な混乱に陥りました。
また、その他にも、情報の出所や真偽を確認せず、誤った情報を発信し、炎上してしまったアカウントを何件か存じております。
まとめ
今回のツイッター社によるリツイート機能廃止により、米大統領選挙では完全とまではいかなくとも、制限を書けない場合と比較すると、誤った情報の拡散は多少は防ぐことができるのではないかと思います。
コメントを記載する「引用ツイート」の画面にも、なぜ転載するのかを考えるための手順を追加されるそうです。
そうなると、少々手間なのでわざわざデマを流す人はいるのかなと思います(笑)。
米大統領選挙は、11月3日に行われる予定です。世界中が注目しているイベントでもあります。行く末を見守っていきたいものですね。
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