Twitter運用コンサルタントの古川真理（@mfparallel）です。
先日、ある方に「Twitterで、2～3ヶ月でTwitterフォロワー1万人到達！の様なアカウントをよく見かけるのですが、これのカラクリはどうなっているか、ご存知でしょうか？」と質問されました。
Twitterのフォロワーを買うとなぜバレるのか？
それに対する答えは、「フォロワーを買った可能性が高い」ということです。
著名人や誰もが知っている大企業ならいざ知らず、通常、私たちのような一般人や中小企業のアカウントは、1万までフォロワーを伸ばすとなるとかなり時間がかかります。フォロワーを買うことについてのメリットとデメリットについては、過去にこちらの記事を記載していますので、併せてご覧になっていただけると幸いです。
ですので、冒頭の質問である、「2～3ヶ月でTwitterフォロワー1万人到達」というのは、通常はありえないことです。もちろん、すべてがそうと言い切れるわけではありません。しかし、フォロワーを購入したことを疑った方が得策です。
ある程度まとまったフォロワーを購入すると、フォロワーが多く、影響力のあるアカウントに見えます。それにより、芸能人やインフルエンサーの方はお仕事に結びつくようです。とはいえ、フォロワーを購入したことはすぐにバレます。それによりリスクの方が有り余って大きいです。その理由は、以下の3つです。
アカウントが凍結される
まず、Twitterのフォロワーを買うという行為は、Twitterの規約で禁じられています。
自身または他者のフォロワーやエンゲージメントを人為的に誇張することは禁じられています。これには、以下が含まれます。
ツイートやアカウントの測定データの増加を販売または購入すること – フォロワーやエンゲージメント（リツイート、いいね、@ツイート、投票）を販売または購入すること
ですので、フォロワーを買うことで、Twitter社から規約違反とみなされ、アカウントが凍結される恐れがあるのです。
フォロワー数のわりにエンゲージメント数が少ない
フォロワーを買うと確かに数は増えますが、その多くが開設しただけの非アクティブアカウントです。となると、どんなに内容の良いツイートしても、ほぼ誰からも何も反応されない状態が続くのです。
となると、フォロワー数だけが多くても、中身がないアカウントとして認定されてしまうことになってしまいます。
フォロワー購入をチェックできるツールがある
さらに、Twitterには、フェイクフォロワーを探し出すツールもあります。「Fake Followers Audit」というツールでは、アカウントを指定するだけで「フェイクフォロワー」がどのくらいいるかを確認できます。
フェイクフォロワーを確認するメリットは、アカウントの質がわかるということです。こういったツールでチェックすることで、フォロワー数だけに騙されないようにしたいものですね。
まとめ
いかがでしょうか？
- アカウントが凍結される
- フォロワー数のわりにエンゲージメント数が少ない
- フォロワー購入をチェックできるツールがある
といった理由で、数だけを多く見せようとTwitterのフォロワーを買っても、すぐにバレてしまうのです。
結論から申し上げますと、Twitterでフォロワーを買ったとしても、何の得にもならないということです。むしろ、Twitterの規約に抵触するため、信用を落とす結果となってしまいます。
フォロワーを増やし、アカウントの質を上げるには、
-
- 毎日投稿する
- フォロワーと丁寧に交流する
- プロフィールや固定ツイートの定期的な見直し
ということを、地道に行っていく必要があります。
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