飲食店集客において、Googleビジネスプロフィールや自社ホームページ、食べログやぐるなび、ホットペッパーグルメなどのポータルサイトの活用が一般的です。しかし、近年ではSNSを活用とした集客も主流になりつつあります。今回の記事では、飲食店のアンケート結果をもとに、SNSの活用によって享受できるメリットとと課題についてお伝えします。
アンケート結果から見る、飲食店のSNS活用の実態と享受したメリット
以下4つのデータは、飲食店経営者・運営者484名を対象に、2022年6月実施されたシンクロ・フードインターネット調査をもとに作成しました。4つの項目に分け、一つずつ紐解いて解説していきます。
SNSを活用した集客を行っているか?
現在SNSを活用した集客を行っているかという問いに対し、「はい」と回答した店舗は82.6%でした。このことから、ほぼ大多数の飲食店でSNSを活用していることがわかります。理由としては、ポータルサイトと異なり、SNSは無料で始められることや手軽に情報を発信できるからと考えられます。
SNSを活用していない理由とは?
一方、「いいえ」と答えた店舗にその理由を尋ねたところ、「運用が面倒」が最も多い32.1%、「集客を目的とした活用の仕方がわからない」、「お店の個性に合わない」(ともに25%)という結果となりました。
SNSを活用したことにより得られた効果
SNSからどのような効果が得られたかという問いに対し、「店舗の認知向上」が最も多い63%で、次に「客足の増加」が53.3%となりました。
最も活用しているSNSは?
「SNSを活用した集客を行っている」と答えた店舗に、最も活用しているSNSを聞いたところ、「Instagram」が最多の59.5%で、「Facebook」は19.3%、「Twitter」は110%、LINE公式アカウントは8.5%、YouTubeは0.5%、その他は13%となりました。見た目が勝負の飲食店のマーケティングにとっては。Instagramの活用は、欠かせないことが伺えます。
SNS活用によるメリット
以上のアンケート結果より、SNSで発信することのメリットは以下の3つが挙げられます。
- 認知してもらえる
- 共感してもらえる
- 来店・注文・申し込みしてもらえる
SNSは認知度の拡大に大いに役立つといっても過言ではありません。そのためには、SNSで定期的に発信することにより、まずはあなたのことを知ってもらうことが大事です。その結果、あなたの発信に共感した人がファンとなり、ひいては集客に繋がっていくのです。
SNS活用の課題
SNS活用は、集客を行っていくうえでメリットがあるものの、以下4つの課題があります。
- 時間がかかる
- 続かない
- わからない
- 炎上リスク
無料で運用できる分、効果が出るまでに時間がかかります。また、初めは操作が慣れないといったこともあるかもしれません。本業をこなしながらの両立は難しく、結局はやめてしまうことになるでしょう。炎上についても、一度起こってしまうと大きなイメージダウンとなります。
ですが、SNSを正しく運用を継続していけば、認知度向上に繋がり、集客に結びつきます。炎上対策については、過去にまとめましたので、こちらの記事をご参照ください。
まとめ
いかがでしょうか。これは飲食店のアンケート結果ですが、SNS活用によるメリットと課題は、殆どすべての業態・業種に当てはまるといっても過言ではありません。つまり、SNSでの発信により、あなたの存在が認知され、共感した人がファンとなり、ひいては集客に繋がっていくのです。
もちろん、「わからない」や「時間ない」といった課題もあります。しかし、時間を捻出し、正しいSNS運用を実践することで、メリットを享受することができます。あなたがSNSでの発信により、ビジネスで成果を上げられることを心よりお祈りします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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