MFファーストペンギン(@mfparallel)です。
私はつくづく思うのですが、世の中には様々な方がいらっしゃいますね。
確かに、自分と同じ価値観の人なんてほぼ100%いないということは、重々承知しています。
ただ、時にはどうしても価値観が相容れない時もあります。
そして、やたらと自分の足を引っ張ってきたり、攻撃してきたりする人に出くわすことがあると思います。
そのような時、どう立ち回るか?
この答えが書いてあるのが、今回ご紹介させていただく『頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法』という本です。
『頭に来てもアホと戦うな!』とは?
著者は田村耕太郎氏。30代で新聞社社長、参議院議員を務め、現在はシンガポールを拠点に企業アドバイザー、大学教授などさまざまな分野でご活躍されています。
この、『頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法』という本は、累計発行部数30刷65万部を超え、ベストセラー本として広く知られています。
また、ドラマ化もされました。
そういう意味で、今やだれもが知っているビジネス本と言えますね。
『頭に来てもアホと戦うな!』で定義されている、「アホな人物」の特徴とは?
著者の田村氏は、本書で「アホな人物」を次のように定義しています。
- 時として正当な理由もなくあなたの足を引っ張ってくる当たり屋である
- あなたに体当たりして絡んで、自分の価値を上げようとする人物である
そしてその特徴は、
「まず暇であること。それに加えてあなたに強い関心があること。」
といっています。
要するに、あなたに振り向いてほしいから、理不尽なことを言ってくるというわけですね。
「アホな人物」と無駄な戦いを繰り広げる人の特徴
それに対し、そのあほな人物と戦う可能性がある人物の特徴は、次の点が挙げられます。
- 正義感が強い
- 自信にあふれる
- 責任感が強い
- プライドが高い
- おせっかい
今にしてみれば、かつての私はこの項目すべてに当てはまっていました。
かつて、自分の足を引っ張ろうとしてきた者、理不尽な攻撃を仕掛けてきた者たちに対して、無駄に戦っていました。
その戦いに勝ち、論破したこともあったのですが、それ以上に傷つき、疲れてしまいました。
「自分ではなく他人中心に」生きていたということに気づかされました。
『頭に来てもアホと戦うな!』から学ぶ、あなたが人間関係で優位に立つ3つの方法
その後、私もいろんな経験を積み重ねて大人になりました。この本を読んで改めて「アホな人物」とは、私がわざわざ戦ったり、悩んだりする価値のない人間なのだということに気づかされました。
そして、この本から学んだ「アホな人物」を対処するため、すなわちあなたが人間関係で優位に立つ3つの方法をご紹介します。
嫌な相手にこそやられたフリをする
まず一つ目は、「嫌な相手にこそやられたフリをする」ということです。
合気道とは、正面からの力のぶつかり合いではなく、相手の力を使って相手のバランスを崩し、こちらの有利な体制にもっていくという競技です。
これを現実社会に適応するとしたら、まず頭に来たら、相手に花を持たせて、いい気分に持ってもらうということです。
そのためには、相手の攻撃やいじめにやられているフリをすればいいというのです。
無駄に戦って敵をさらに難敵にしてしまって将来を危うくするより、敵をこちらの味方にして自分のために利用したほうが生産的になるからです。
耐えて耐えて耐え抜く
二つ目は、「耐えて耐えて耐え抜く」ということです。
田村氏は、「人生で一番大事な素養は忍耐力である」と言っています。
実は、何を隠そう私は忍耐力がない人間です。
せっかちで、すぐに結果を急いでしまいます。
それで失敗してきたことが、これまで何度もありました。
伝説のボクサーであるモハメド・アリは、ライバルのジョージ・フォアマンに対し、ずっとやられたフリをして調子づかせ、疲れさせ、最後の最後で全力で反撃して相手を驚かせ、狼狽させながらKOを仕留めました。
このことから、耐えて耐えて耐え抜いた人が最後に勝つのだということがわかります。
思い切って逃げる
三つ目は、「思い切って逃げる」ということです。
自分に理不尽にしつこく絡んでくる人を相手にしても、何の得にもなりません。好き勝手に言わせておけばいいのです。
一切かかわらず関心を持たないのが一番です。
そして、一目散に逃げましょう。
。
まとめ
いかがでしょうか?
それでも、「アホ」に絡まれて怒りが収まらない場合はどうしたらいいでしょうか?
自分の経験上、良いことであれ悪いことであれ、「結局は自分に跳ね返ってくる」ような気がします。
であるならば、あえて自分が手を下すまでもないかなとも思います。
その相手のことを考え、苦々しい思いになるのがもったいないです。
とはいえ、逃げてばかりでは相手から舐められると思います。
ですので、相手からの攻撃に防御しつつ、言うべきことは言うことも、時には大事なことだと思います。
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