Twitterのアルゴリズムは、刻一刻と変化しています。過去にもこちらの記事でご紹介しています。
つい先日もTwitter社CEOのイーロン・マスク氏は、「おすすめ」のアルゴリズムのソースコードを公開しました。今回の記事は、ここで改めてTwitterのアルゴリズムと「おすすめ」について解説するとともに、「おすすめ」に表示されやすい投稿とそうではないものについてお伝えします。
Twitterのアルゴリズムとは?
Twitterのアルゴリズムは、ツイートを表示する順序や表示されるツイートの内容を決定するためのものです。以下に、Twitterのアルゴリズムの主な要素を説明します。
リコメンドアルゴリズム
Twitterは、ユーザーにおすすめのアカウントやツイートを表示するために、リコメンドアルゴリズムを使用しています。このアルゴリズムは、ユーザーの過去の行動、興味関心、フォローしているアカウントなどを分析し、その情報に基づいておすすめのアカウントやツイートを表示します。
時間順表示アルゴリズム
Twitterは、デフォルトでは最新のツイートを上から順に表示する時間順表示アルゴリズムを採用しています。このアルゴリズムは、ユーザーがフォローしているアカウントやリストから、最新のツイートを抽出し、時間の新しい順に表示します。
クオリティフィルターアルゴリズム
Twitterは、スパムやボットアカウント、または有害なコンテンツを含むツイートを自動的にフィルタリングするために、クオリティフィルターアルゴリズムを使用しています。
ツイートエンゲージメントアルゴリズム
Twitterは、ツイートのエンゲージメント(リツイートやいいねの数など)を分析して、より多くの人が関心を持つ可能性が高いツイートを強調するアルゴリズムを使用しています。
コンテキスト分析アルゴリズム
Twitterは、ツイートのテキスト、ハッシュタグ、URL、画像、ビデオなどを分析して、ツイートのコンテキストを理解し、それに基づいて関連するコンテンツを表示するアルゴリズムを使用しています。
以上が、Twitterのアルゴリズムの主な要素です。これらのアルゴリズムにより、ユーザーにとってより興味深く有益なコンテンツを提供することが目的となっています。
Twitterのおすすめとは何か?
Twitterのおすすめは、ユーザーがフォローしているアカウントやツイートの履歴、検索履歴、興味関心、リストの設定などを基に、ユーザーに関連性の高いアカウントやトピックを提供する機能です。以下に、おすすめ機能の詳細を説明します。
「おすすめアカウント」
ユーザーがフォローしているアカウントや検索履歴、リストの設定などを基に、関連性の高いアカウントを提供する機能です。
「おすすめトピック」
ユーザーが関心を持っているトピックやキーワードを基に、関連性の高いトピックを提供する機能です。
「タイムラインをカスタマイズ」
ユーザーが表示したくないアカウントやトピックを設定し、自分好みのタイムラインを作成できる機能です。
これらの機能を活用することで、自分に合った情報を効率的に収集し、Twitterの利用をより快適にすることができます。
Twitterが公開したアルゴリズムのソースコードによる、「おすすめ」タイムラインに掲載されやすい投稿・掲載されにくい投稿とは?
Twitterが公開したアルゴリズムのソースコードによると、おすすめタイムラインに掲載される投稿には、以下のような特徴があるとされています。
- 関心の高いトピックに関連する投稿
- 高いエンゲージメント(リツイート、いいね、コメントなど)を獲得した投稿
- 高いクオリティの投稿(良い写真、ビジュアル、動画など)
- フォローしているアカウントの投稿
一方、おすすめタイムラインに掲載されにくい投稿には、以下のような特徴があるとされています。
- スパム的な投稿
- コンテンツの品質が低い投稿
- 過去にブロックやミュートされたアカウントからの投稿
- タイムラインでの類似したコンテンツが多くなっている投稿
さらに、Twitter社はつい先日、「おすすめ」タイムラインや検索結果の「話題のツイート」などに掲載されるツイートを決めるアルゴリズムについて、ソースコードの一部を公開しました。
こちらのページでわかりやすく解説されています。
まとめると以下の通りです。
- フォロー数とフォロワー数の比率が重要
- Twitter Blue加入者は「おすすめ」に乗りやすい
- リプライされると「おすすめ」に載りやすい
- ブロック/ミュート/報告されると評価が下がる
- 画像や動画つきツイートは「おすすめ」に乗りやすい
- ツイートの評価は時間が経つと下がる
ただ、これらはソースコードの一部であるため、「おすすめ」のタイムラインに掲載される投稿について、まだまだ様々な要素が存在する可能性があります。
Twitter、タイムラインの「おすすめ」欄を認証アカウントのみ表示する仕様に変更
また、TwitterCEOのイーロン・マスク氏は、2023年4月15日(現地時間)より、タイムラインの「おすすめ」タブに認証済みアカウントのみがレコメンドされる仕様に変更することを発表しました。
ただ、これについてはユーザーからの批判が殺到したため、「直接フォローしているアカウントも『おすすめ』に登場することになる」と、付け加えました。
いずれにせよ、Twitter側からすれば収益化が急務であるため、Twitter Blue契約者が様々な意味で優位に働くのは事実であるようです。
まとめ
Twitterを伸ばし、集客に結び付けるには、アルゴリズムに沿った運用が不可欠です。特に最近のTwitterを取り巻く環境は、より変化が激しくなってきている傾向があります。そのためには最新のアルゴリズムを理解する必要があります。
こちらのブログでも、最新のアルゴリズムに関し、随時ご報告させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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