ツイッター運用コンサルタントの古川真理(@mfparallel)です。
昨日、女子プロレスラーの木村花さんの訃報がありました。享年22歳とのことです。報道によると、SNSで誹謗中傷を受けていたとのことです。であればなおさら心が痛みます。
そこで今回は、これまで何度か記事にさせていただいていますが、「SNSの誹謗中傷」について、ツイッター運用コンサルタントとしての私の観点及び4つの対策法について、改めて記載いたします。
結局のところ、SNSから誹謗中傷はなくならないのか?
私は、かつてツイッター上での誹謗中傷、悪口、陰口、すべて自分の心の中に入れた結果、精神を病み、1000フォロワー直前だった以前のアカウントを消去しました。当時、たかがツイッターなどで精神を病んだ自分を、心の底から恥じたものです。それこそ、ツイッターのアカウントを消去したように、自分の存在すらも消してしまいたいと考えていました。
しかし、やむにやまれぬ事情がありツイッターを再開し、ご縁があってツイッターを改めて学び直し、新たに開設した自分のアカウントを成長させたことがきっかけで、2018年12月よりツイッター運用コンサルタントとして活動を開始しました。
下記の動画URLの冒頭で、私がツイッターのコンサルを始めた経緯について語っています。
以来、私自身の現在のアカウントは10000人を超える方にフォローして頂き、現時点で170名の方を個別コンサルを行ってまいりました。
それで、見出しにある「SNSから誹謗中傷はなくならないのか?」という問いについて、私の答えは「Yes」です。なぜなら、「そこにSNSがあるから」です。
元来、ツイッターを始めとするSNSは、ポジティブなことであろうがネガティブことであろうが、何を発信しようとその人の自由です。そういった意味で、自分の想いを自由に発信できるという面で、SNSは素晴らしいツールであるといえます。
だからこそ、何でも自由に発信できるという理由で、SNSから誹謗中傷はなくならないわけです。
SNSの誹謗中傷から身を守る4つの対策方法とは?
しかし、「SNSから誹謗中傷はなくならない」ということを念頭に置いたうえで、適切な策を講じることは可能です。
その具体的な4つの方法について、以下の通り記載いたします。
あなた自身が、SNSで誰かを誹謗中傷するような発信をしない
「SNSは何を発信しようがその人の自由だ」とは、先に述べた通りです。
しかし、だからと言ってあなたが特定の誰かを誹謗中傷をするような発信を行った結果、逆にあなたが別の誰かから誹謗中傷をされたとしても、何も言い逃れはできません。
なぜなら、自分が発信した言葉というのは、良いものであっても悪いものであっても、結局は自分のところに跳ね返ってくるからです。
これは、リアルのコミュニケーションでも同じことが言えます。私も、これまで嫌というほど経験してきました。
ですので、あなた自身の身を守るために、誰かを非難するような発信をしないことが賢明と言えますね。
万が一、誰かを傷つける意図はなくても、結果的に誰かを傷つけるような発信をしてしまった場合は、素直に謝罪したほうが良いでしょう。
徹底的にスルーする
とはいえ、あなた自身に過失がなくても、SNS上で誹謗中傷を受ける場合が稀にあります。その場合は、決して相手にしないことです。
なぜなら、誹謗中傷をしてくる人たちの特徴として、
- ストレスを解消したい
- 認められたい
- 構って欲しい
の3つが挙げられるからです。詳細は、こちらの記事に記載しています
だとしたら、そのような方々のお相手をして差し上げること自体があなたの貴重な時間と労力の無駄です。
それに、下手に誹謗中傷した方の相手をしてしまうと、待ってましたといわんばかりに、さらにその誹謗中傷がエスカレートしてきます。
ですので、あなた自身が言われる筋合いのない誹謗中傷に関しては、徹底的にスルーしましょう。
ミュートとブロック機能の活用
とはいえ、悪口を言われたり、誹謗中傷されたりしたら、傷つくのが人間です。とても平気ではいられないでしょう。
実際、自分へ向けた悪口や誹謗中傷が書き込まれるたびに、スマホに通知が来たら、その都度沈鬱な気持ちになると思います。
その際は、SNSの公式機能として搭載されているミュートやブロック機能を上手く活用しましょう。
そうすることにより、恐らく誹謗中傷からほぼ身を守ることができるかと思われます。
法的措置を検討する
ただ、誹謗中傷をしつこく繰り返すアカウントをブロックしたとしても、新たにアカウントを取得して懲りずに誹謗中傷を行ってくる方もいらっしゃいます。
そのような方を、私は存じ上げております。ここまでくると、もはや一人では抱えきれないレベルまで発展しているといえます。
そこで、最後の手段として、および警察や弁護士に相談し、被害届を出すか、告訴を検討しましょう。こちらの記事にある通り、行き過ぎた誹謗中傷は、名誉毀損罪や侮辱罪に問われます。たとえ匿名であっても、プロバイダを経由により個人情報の特定は十分可能です。
ですので、あまりにも被害が大きくなったら、一人で抱え込まずに法的措置を検討することをオススメします。
まとめ
いかがでしょうか?これまで幾度となく、当ブログでツイッター上での悪口や誹謗中傷について記事を書いてきました。
そこで、今回、木村花さんの訃報を受け、改めてSNSでの誹謗中傷について記事にしてみました。木村花さんは、連日のように「死ね」「消えろ」「気持ち悪い」などといった誹謗中傷の言葉を、ご自身のSNSアカウントに書き込まれていたとのことです。
そんな罵詈雑言を連日ののように書き込まれて続けていたのであれば、心に受けた傷は計り知れないものでしょう。その傷の大きさは、以前のアカウントを消去した私の、何十倍、何百倍のものだったと推測されます。それを思うと、心が痛みます。
今一度、私は声を大にして言います。
最後になりましたが、木村花さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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