「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから」
これは、マザー・テレサのが残した名言です。
結構有名な言葉なので、聞いたことがある人は多いのではないかと思います。
この、マザー・テレサの言葉からわかることは、
「人格は思考の集合体であり、考えている通りの人間になる。」
ということです。
つまり、
「思考は現実化される」
ことになります。
今回の記事では、実際に過去にあった二つの事例から、日頃の思考習慣が現実化されるということを学んでいきたいと思います。
悪い思考が現実化された2つの事例
昔、アメリカの裁判官が少女をレイプするという、事件が起こりました。
「裁判官という仕事に就きながらも、なぜこのような事件を起こしたのか?」という記者からの質問に対し、彼は「いつも近所に住む少女の裸をイメージし続けたところ、本当に実行してしまった。」と答えたそうです。
他にも、ある飛行機のハイジャック事件の犯人は、いつも、飛行機操縦のゲームをして、操縦する事ばかり考えているうちに、ゲームでは物足りなくなってしまい、実際に飛行機をハイジャックして機長を刺し殺し、操縦してしまいました。
彼らは、日常的な悪い思考習慣が現実化されてしまったのです。
思考が良い方向に現実化されるためには?
以上、二つの事例からわかることは何でしょうか?
それは、悪いことであれ、良いことであれ、考え続けると現実化しまうということです。
では、良い結果を引き寄せるにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、先ほどの2つの事例とは逆に、「良いことばかりを考える」ことです。
情報化社会と言われて久しい昨今、私たちはテレビやネットなどから、ありとあらゆる情報を入手することができます。
しかし、その大半が、犯罪、殺人、暴力、戦争、ポルノ、ゴシップなど、否定的なものばかりです。
そして、そういったものは、時には私たちの人格を破壊してしまうほどの恐ろしいものです。
先ほどの2人の男性が良い例です。
私自身も、1年ほど前にツイッターで悪口や陰口などを全て自分の心の中に入れ、メンタルが崩壊しそうそうになりました。
なので、一番の対処法としては、そういった悪い情報は「見ない、聞かない。」ことが一番なのではないでしょうか?
昔、私たちのグループの中で、「メディア断食をしよう!」ということになったことがありました。
これは、その当時は1週間テレビやネットを観ないで、その分自分と向き合ったり、自分に役立つ言葉や情報を手に入れるということです。
当時、私は「えー、無理。」と避けていたのですが、今にしてみればその必要性がよくわかります。
実践した人の話によれば、その期間は快適に過ごすことができ、夫婦間のコミュニケーションも増え、夫婦仲もよくなったとのことです。
1週間は長いかもしれませんが、3日ぐらいやってみるものいいかもしれません。
まとめ
いかがでしょうか?
結局のところ、
「 思考を変えれば、言葉が変わる。」
「 言葉が変われば、行動が変わる。」
「 行動が変われば、習慣が変わる。」
「 習慣が変われば、性格が変わる。」
「 性格が変われば、運命が変わる。」
というように言い換えることができると思います。
とどのつまり、大元は思考です。
ですから、良い結果を得たければ、良い結果が現実化されるように思考を変える必要があります。
「純粋で良い思考を持ち、望むだけ事を考え、望まない事は考えない。」
ということを、改めて実践していきたいものです。
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